技術習得は早い程良い、そして

ず前置きに、技術は習得の早さだけではなく土台基礎をきっちり学ぶという事を前提としています。

 

僕のブログにも登場する姉。その姉の髪を僕が美容学生の時に家でカットをしていましたが、今思い出してもまぁひどいカットをしていました。正直当時はあまり分からず切っていましたから・・・。

 

今みたいに技術動画やインスタ動画はなく、美容業界誌か美容学校の先生に伺うくらいしか勉強方法がありませんでした。しかし、逆を言えばその方法があったのです。にも関わらず僕は「美容院に務め始めてから本格的にカットを教えてもらおう」という、何とも受け身な事を考えていました。

 

そして、今でも忘れません。美容学生2年生の美容国家試験学科を受験した帰りのバスの中で、姉が亡くなったという知らせを受けました。

 

もう姉のカットは出来ないのです。

今の僕のカットを体験してもらいたくても、もう出来ないのです。

 

 

「後でやろう」や「面倒なので」、「誰かがしてくれるのではないか」と先延ばしにしていると、もうその機会は無いかもしれません。

 

 

これは、美容師とお客様との関係にも言える事だと思います。

美容師側が「今回は上手くいかなかったから次回に」や「イマイチな技術を提供してしまったから次は」と勝手に考えていても、次回もご来店していただけるとは限りません。

理由は様々だと思いますが、卒業や転勤、ご実家に帰られるなど最後のご来店になるお客様に120%のおもてなしが出来なければ、そこには後悔が残るのです。

常連様にも勿論です。お越しいただく事を当たり前だと思った瞬間に次はありません。

 

 

 

「もっと上手くなって喜んでいただきたい」や「人間性を成長させたい」は人として一生考えていく必要があります。

「一日一日を大切に一生懸命勉強していく事の積み重ねが、お客様に喜んでいただけるのだよ」と姉に教わった気がします。

 

若い美容師さん、美容学生さん、一緒に美容師を頑張ろうぜ!!

 

 

 

Wishing hygge🌞

 

 

Hygge Beauty&Spa

赤木駿

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