あけましておめでとうございます。
旧年中は多大なるご厚情を賜りまして誠にありがとうございました。
本年も倍旧のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
2018年を少し振り返らせていただきます。
昨年は未曾有の豪雨により、多くの方の日常が一変しました。
東日本大震災の直後もそうでしたが、今回も全国の美容師の皆さんが「美容師として何が出来るか」という事を真剣に考えていらっしゃいました。
今回自分も本当に悩みました。
お客様からいただいているご予約をキャンセルしていただいて、ボランティアに参加する事は自分には出来ませんでした。
義援金や支援金も考えましたが、Hygge立ち上げから信念のひとつ「しっかり納税する」という部分では少しダブるのかなと思い・・・。(勿論、我々のそういった部分にすごく余裕があれば良かったのですが・・・なにぶん弱小企業ですので・・・)
約1カ月間悩みました。すぐに答えを出せなかった事は、今となっては頭で考えてしまい心で考えられていなかった自分の反省点です。
結論として、被災されたお客様に美容院として出来る直接的なサポートをしたいと思い、美容院にお越しいただいた際の料金サービスをさせていただく事になったのです。あの時は現金が手元にあるという事は様々な場面で利用が可能だと思ったからです。
あの日より約1カ月半経ったあたりから、少しずつお客様からご予約のお電話をいただき始めました。
「片付けが一段落して、また仕事に行き始めるの。」
「気分を変えたくて・・・。」
「暑くて髪をサッパリしたいー。」
可能な方にはDMで安否や状況についてお伺いしていましたが、施術をさせていただきお帰りの際に、
「ありがとう。何だか気持ちの切り替えになったわ!」
「ありがとう!!またよろしくね。」
「ありがとう。良い感じじゃわ。ドライヤー買わんとな(笑)」
実際にお会いし、絶対大変でしんどい状況にも関わらず、笑顔でこのようにおっしゃっていただいた時には、何とも言えない、胸が張り裂けそうな気持ちでした。
そして2019年、
自分には家がありご飯を食べる事が出来、子供たちを育てていけています。本当に有難い事です。 自分は年々物欲が無くなってきておりますので、昨年の11月12月の(火)(水)(金)は20時以降の「ナイト営業」をさせていただき、本当に沢山のお客様にお越しいただく事が出来、被災されたお客様にも少しですが料金サポートが出来(今年も継続していきます)、従業員さんにも少しですが年末ボーナスを渡す事が出来ました。これもHyggeにご来店いただいていますお客様皆様のお力添えでございます。ありがとうございます。
美容業として、美容院として、美容師として何が出来るか・・・。 料金的サポートは出来た方が良いですが、根本的には美容師の【技術と接客】で喜んでいただけるように精進し続けるという事が大切だと原点回帰を致しました。
また、元々の理念であり信念であった【社会貢献】(特に「障がいのある方へのサポート」と「美容・アート・健康」の関わり)について、もっともっと深く考えていく必要があると思っております。
プレイヤー経営者として、また従業員さんにとって良いリーダーとして、より一層頑張って参りますので、皆様何卒Hyggeを宜しくお願い致します。
2019年 元日
皆様に
Wishing hygge🌞
Hygge Beauty&Spa
代表 赤木駿
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